エコツアーの計画や実施・・・その1
公有地でツーリズム業を営むものは、許可を得るために土地管理機関(国立公園管理局、資源保護土地管理局など)が定める基準を満たす必要があります。
オーストラリアやニュージーランドでは、公有地を利用するすべての商業団体(木材搬出業、鉱業、養蜂業、放牧業などを含む)は、許可や免許を取得しなくてはなりません。
許可を得るには、通常それぞれの営業に見合った手数料の支払いが必要となります。
通常、許可の内容にはツアーオペレーターが許される活動の範囲が含まれています。
公有地でツーリズム業を営むものは、許可を得るために土地管理機関(国立公園管理局、資源保護土地管理局など)が定める基準を満たす必要があります。
オーストラリアやニュージーランドでは、公有地を利用するすべての商業団体(木材搬出業、鉱業、養蜂業、放牧業などを含む)は、許可や免許を取得しなくてはなりません。
許可を得るには、通常それぞれの営業に見合った手数料の支払いが必要となります。
通常、許可の内容にはツアーオペレーターが許される活動の範囲が含まれています。
たとえば、ある活動が許される時期、グループの規模、小径に関する制限、キャンプ場の指定、キャンプファイヤーの利用方法、その他の環境に関わる行動などで、前述した土地管理に関するさまざまな方策が複合的に含まれています。
たいていの場合、要求される条件は最低限の必要条件であることが多いので、エコツアーオペレーターは、その条件以上のすぐれた行動を実践する必要があります。
また多くのツアーオペレーターは小径やキャンプ場の管理にも貢献しているそうです。
このことは土地管理者を助けるだけでなく、対立することの多いオペレーターと土地管理者とのより良い理解を生みだすことになりますよね。
エネルギーの消費は環境に対して最も大きく、かつ継続的な影響を与えます。
ツアー運営に必要なエネルギーは、できるかぎり環境に優しい方法で消費されなくてはなりません。
輸送は、ツアーオペレーターが最もエネルギーを消費する分野であり、またツアーが環境に与える主な影響も輸送から生じることがほとんどだそうです。
これには、キャンプや調理に必要な器具を運搬するサポート用の車両から旅行者を運ぶ車両までが含まれます。
輸送のためのエネルギー消費による影響は、小径の浸食やキャンプファイヤーの焼け跡、植物を踏んづけることなどに比べ、すぐに目につくことはありません。
そのため顧客もあまり関心を示さず、ツアーオペレーターは燃料の請求書を見て初めてこれに気付くことになります。
ツアーにおける他のエネルギー使用に比べても、輸送用の燃料消費は冷蔵や調理のためのエネルギーほど目立たちません。
燃料は国立公園の外にあるガソリンスタンドで購入されるが、目に見える大気汚染を別にすれば、燃料消費による影響のほとんどはそれを使う場所で発生しています。
燃料消費の削減は、財政面と環境面での削減を意味します。
省エネ車両を利用するとともに、ツアーでの行動スタイルや運営方法を変更することにより、燃料消費を減らすことができます。
ツアー中に歩く部分を増やしたり、マウンテンバイクや、地域によっては馬、ラクダ、ラマなどの移動手段を用いれば、車両の使用を削減することができます。
このような動物の利用は、彼らの負荷を考慮して"エコツアー"には適切でないと考える人もいるかもしれないが、状況によっては他の輸送形態に比べ、このような動物による移動が環境に適しているというのも事実です。
荷馬を利用したツアーでは、燃料を使う輸送手段が不要であり、車両では到達できないキャンプ場を利用することも可能だそうです。
このような方法でより広い土地を利用すれば、ほかの土地の再生も可能となります。
多くの地域では、このような動物が文化遺産とを結ぶ生きたリンクの役割を果たしてくれます。
車両の利用を少なくする他の手段としては、ツアーや補助車両の移動する距離が短くなるよう計画するというのもあります。
たとえば、ハイキングツアーでは、顧客は一日中難しい地形の上を歩くことになるかもしれないが、キャンプ場から距離的に遠くまで歩かせる必要はないのです。
顧客が期待する体験ができているかぎり、ツアーへの興味は失わないものですよね。
目的は行程にあるのであって、到着地ではありません。
運転技術もまた燃料消費量に影響します。
たとえば、空いた道路では時速二〇キロで走るより時速九〇キロで走行するほうが、ほとんどの車両で燃料を二〇パーセント節約できます。
さらに、タイヤの圧力を適切なレベルに保てば、タイヤの回転による抵抗や燃料消費を削減できます。
荷台は風の抵抗を生み、燃料消費量を一〇パーセント上昇させます。
多くの運転訓練コースでは、安全と同じように燃料を効率良く使う運転方法を教えてくれるはずです。
燃料を効率的に使うには車両の維持管理も重要で、定期点検をすることによって車両の効率を低下させずに済みます。
また地元のガソリンスタンドが、交換したオイルをリサイクルしているかどうか確かめてみてください。
ほとんどのガソリンスタンドでは、オイルリサイクルの手配をしてくれます。
ツアーに使う車両を選ぶ際には、収容力はもちろん、燃費についてもよく確認しておきたいものですよね。
四輪駆動車がツアーでよく使われるが、必ずしも必要とはかぎりません。
多くのツアーでは二輪駆動車に適した道路を利用しているにもかかわらず、顧客が四輪駆動車を必要とするような冒険的な体験を期待していると、オペレーターが信じ込んでいるケースがよくあるそうです。
普通の車でも適切なタイヤを使っていれば支障なく仕事がこなせ、同時にかなり燃料を節約できます。
二輪駆動車の燃費の良さを顧客に十分説明し、車以外の要素で冒険的な体験を提供して問題を解決することが必です。
ごくたまにしか大型車を必要としない場合は、小型車を使って必要なときにライトトレイラーを取り付ける方法も検討すべきです。
この方法は燃料面でも費用面でも効果的です。
水上輸送でも基本原理はまったく同じで、水上輸送で燃料を効率良く使うには、可能であれば観光客に人気の高い帆船や、火災の危険性が低く燃費が良いディーゼル燃料を利用したり、小型のこ行程式エンジンより燃費が良く音が静かな四行程式エンジンを利用するなどの方法があります。
「エネルギー供給」
電池は、携帯可能なエネルギー源の中では最も一般的に使われています。
再充電可能な電池を利用した蛍光灯は、マントルタイプの液化石油ガスや灯油ランプに次いで効率の良いエネルギー源です。
従来、電池はそのサイズや長期のッアーには数多く必要なことなどから、ツアーオペレーターはあまり利用してきませんでした。
しかし自動車の交流発電機や再生可能エネルギー源で充電できる再充電式電池を使用すれば、必要な電池の数も減らすことができます。
次章で説明するように光電池を使えば、照明用とともに冷却用の太陽エネルギーを得られ、直射日光でブッシュシャワーに使う水も温めることができます。
携帯用ディーゼル発電機もエネルギー源として利用できるが、その多くは音が大きく、ツアーの雰囲気を壊してしまいます。
また再充電可能な電池や太陽エネルギーに比べると効率が悪く、公園や保護地区によっては使用が禁止されています。
木材をエネルギー源に使う際には、保護地域から木材を取らないことです。
多くの丸太は野生生物にすみかを提供しており、生態系の重要な要素でもあります。
何であれば容認されるかをよく考え、植林地など環境面で持続可能な資源のものを利用する必要があります。
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